江東区の心療内科/精神科【浅川クリニック】菊川・森下駅最寄り。うつ病,パニック障害

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浅川クリニック

スマートフォン族の病気④

忍耐力が低下する
スマートフォン族の病気

スマートフォン、ケイタイ、テレビゲームなどIT化が進むにつれ、人の忍耐力が低下している。ATMの無人機でお金を借りるカードが作れる。ケイタイ電話で品物を、公園にいてオーダーできる。その二十五分後に品物は届く。
人がカレンダーにしるしをして、物が届くのを楽しみに待つ時代は終わっている。
「明日になったら車が届く」と毎日三ヶ月待つ。明日になったらと思う。想いを重ねることで感情が高ぶり、車がきたら親を連れて、恋人を乗せてでかけよう、と想像力が胸を膨らませる。想像力が養われる時間があった。
だが、無人機でお金や品物が即座に届く。便利で早く、身体を使うこともない、人に会うわずらわしさもない、体が楽な体験をする。楽な環境に慣れてしまう。
人の体は不思議だ。学校で毎日英語の勉強をしているが、なかなか習得できない。勉強ができなくても、友達がしゃべってくれた「悪い言葉の英語」は、その場で水を飲むように、すっと話せる。
人の体は「不思議」と「好奇心」で成り立っている一面があり、習わなくてもよいことはすぐ覚えられる。
本当に必要なことは、くり返し、くり返し覚えていかなくてはならない。長期記憶として一生残していく財産になる記憶は、実に忍耐力のいる学習であり、体がなかなか受け入れてくれないところがある。
最初は難しいが、これでもか、これdもかと同じことを繰返し覚える積み重ねをすると、脳が柔軟になり、ある日をきっかけに覚えるスピードが速くなる。

 
スマートフォン族の病気

多くの人は、最初の難航する時点で、くり返し、くり返し覚えても覚えられないと自己診断をする。「自分は頭が悪い」と結論を出す。結論を出すことで「勉強しても無駄」の烙印を押してしまう。そして勉強と名がつく所に立ち入りたくない自分を作ってしまう。
勉強できる人も、勉強できない人も、個人の能力には大きな違いはない。物事を進めていく上で難航する壁につきあたる。その壁の前で、今の現状をいかに読みとるかだけの差である。
人の体の不思議な一面に、まどわわれないように!
IT機器の便利さに慣れてしまうと、人の体は何事に対しても即座に物事が進まないとイラ立つようになる。
忍耐力の基本的中の基本は「待つこと」かもしれない。待つ時間が多くの想像をくり広げ、精神が鍛えられる。まず最初の一歩は「待つこと」にある。

 
スマートフォン族の病気

ITの進化は人の皮膚を老化させるだけではない。精神力の低下にもつながっている。
指先一本で多くの望みが叶えられる機器の進化は、人の能力や精神面、外面までも老けさせ衰えさせる。
姿、形のない麻薬に似た悪魔の一面を持っている。

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