自律神経失調症
症状と原因
自律神経失調症は“気のせい”ではなく、ちゃんと原因がある病気です。
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めまい、
頭重・頭痛 -
息切れ、
動悸 -
倦怠感、疲労感、
熱っぽい -
眠れない、
寝汗 -
背通、
腰痛 -
腹痛、下痢、便秘、
腹部不快感 -
食欲不振、
胃痛、悪心 - しびれ
・ストレスや生活習慣の乱れの影響が大きい
自律神経のバランスが崩れる直接的な原因は特定できませんが、間接的には、ストレスや生活習慣の乱れが影響していることが多々あります。
治療について
自律神経失調症の治療は二つに分けて考えます。
一つは、症状を抑えるための対症療法です。これには、痛みがあれば鎮痛薬、おなかの具合が悪ければ整腸薬、眠れないのであれば睡眠薬と、症状にあわせて薬が処方されます。漢方薬や自律神経調整薬もよく用いられます。対症療法で症状が軽くなれば、身体症状によるストレスがなくなることで、さらに治療効果が上がるという好循環が期待できます。
もう一つの方法は、より原因に近い部分つまりストレスや心の面へのアプローチです。抗うつ薬や抗不安薬が処方されたり、専門医による自律訓練法やカウンセリングが必要なこともあります。