江東区の心療内科/精神科【浅川クリニック】菊川・森下駅最寄り。うつ病,パニック障害

江東区、精神科、心療内科

菊川駅・森下駅最寄りの精神科

浅川クリニック

院長コラム

1章 | 若者が働きたくても、働けない状況が今、起こっている!

2 「多汗症」が面接の時に発生する
イラスト

手の平から、脇の下、縦から流れおちる汗、「多汗症」という症状が、緊張する場面において発生する。

面接が終わり、ヤレヤレと思ってコーヒーショップに腰をおろすと、ぴたりと汗は引いてくる。

誰しも、自分が心身症にかかっているとは、思いません。

面接が終わると、ぴたりと汗は引いている。ここに大きな落とし穴があります。

次回、他の会社で初顔合わせとなる面接が始まろうとする。

●面接中に、頭が真白になってしまう。

●面接中に、言葉が出なくなってしまう。

人によっては

●初顔合わせの時、ドキドキ感が強くなってしまう。

●面接中だというのに、動悸が始まってしまう。

 

面接官に「どうかしましたか?」と尋ねられる。「体調でも悪くなりましたか?」と尋ねられる。「大丈夫です」と答えたが、本当は、大丈夫ではない。この会社でも、採用してもらえそうにもない。面接中、本人が不採用と分かってしまう。

 

多汗、動悸、頭が真白になる、などの症状はあるが、体に痛みを出さない「心身症」が問題なのです。

むしろ同じ心身症でも、体に痛みを出す心身症、たとえば、強い緊張による下痢、腹痛、そして胃痛が起こったり、耳鳴りに苦しめられるということになれば診断、診察を受けるかもしれません。

しかし体に痛みを出さない「多汗症」は診断、診察を受けず、時が過ぎると、ある日「不潔恐怖」へと、姿を変えて、症状を出してくることがあります。

 

 

著書:若者が働きたくても、働けない状況が今、起こっている!

 

pagetop
03-5600-0033