江東区の心療内科/精神科【浅川クリニック】菊川・森下駅最寄り。うつ病,パニック障害

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浅川クリニック

院長コラム

1章 | 「生と死の境目」はそこにある

3 気候変動の怖さを知らせよう
イラスト

時を一日~二日にまたがって、イタリアや台湾の大洪水。

ボスニアでは大洪水で街が水に浸かり、死者が多く出ている。

世界中で大洪水が起こっています。

昭和の時代では、遠い国の話だったのが、今は、豪雨による大洪水は日本でも起こっています。

気候変動の怖さを教えていると、イザとなった時、子供を災害から身を守れます。

今までは、学校で習う勉強が大切だったが、学校の勉強ができるのは当たり前であり、自分の身を守る教育が新たに加わってきています。

予期しない自然災害が起こっている今、子供たちに教えこまなくてはならない「怖さ」があるのです。

子供は数人で川へ魚を捕りに行きたがる。

「雨がポツン、ポツンと降り出した。その時は、すぐに川から離れなくてはならない」と教える。

川の向こうで降っている雨が二五分間で大量の濁流となって襲ってくる。

ゴムボート、浮き輪があっても駄目です。

濁流の中では、人は呼吸できません。

水の上下のうねりと、渦を巻く濁流はゴォーゴォーと音を響かせ、悪魔の笑い声を出してくる。頑丈な家でも飲みこまれてしまう。

人が泳いで呼吸できる状態ではない。

一年間で子供たちの水難事故の多くは、川遊びで起こっているのです。

 

家族が夕食をする時間を、多く作って欲しい。子供の命を守る話をして、子供に何度も教える。その回数の多さが子供の命を守ることになるのです。

本当に大切な課題は、くり返し、くり返し教えて、やっと身につくのです。

 

著書:子供の心が折れる前に親に読んでもらいたい本

 

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