江東区の心療内科/精神科【浅川クリニック】菊川・森下駅最寄り。うつ病,パニック障害

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院長コラム

コロナ時代の強い心のつくり方⑤

子育てをしている人がコロナうつ病にかかると
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コロナウイルスが終息を迎えるまでの半年、1年では、日本経済の流れは元に戻らないと考えられる。
そこで、会社側は、社員をリストラする方向に進む。それでも「会社が危機を乗り切れない」となると、廃業を決める会社も出るだろう。
企業で働く人たちは当然、先の先を読んでおられると思う。

どちらにしろ良い方向が見えてこないとなると、社会という器の中にどっぷりつかっている今、考えも及ばない心の病が足元まで来ている。
家、マンションのローンを払うことができなくなるのでは? その不安で不眠になってしまう。
「3日以上続く不眠」はうつ病に足をかけている。
子育てをしている人たちは切実な金銭問題が起こってくるだろう。
長引けば長引くほど悩みが深くなる。そして「コロナうつ病」が多くの日本国民に出てしまう恐れがある。
「ローンの先延ばし政策」を実施して欲しい。先の希望が見えない所にどっぷりつかってしまうと小さな命が危ない。
親が先々のことを心配するあまり「コロナうつ病」にかかると最悪、「一家心中」があり得る。

一度うつ症状を出してしまうと、他の問題が起こる。いとも簡単に深いうつ病になる可能性が高いと申し上げたい。
人の心は強く見えても「生活を支えている収入が減る」「お金が入ってくるあてがない」この局面にさしかかってしまうと、見る影もなく壊れてしまう。
高学歴の人でも、肩書きのある人でも壊れてしまう、という弱さがある。人の心が壊れる前に、何とかしないといけない。

少し考え方を変えてみてはどうだろう!!
たとえば、こんな方法もある。田舎では、住人を増やす対策をしている市町村がある。
一家が住んでくれれば、家の前の畑が無料だったり、家賃が1カ月5千円だったりする。
市町村により優遇が異なる。コロナウイルスが終息すると、大都会からの田舎への大移動が始まる気がしてならない。大都会は仕事が豊富にあるから人が集まって大都会を作り上げてきた。

豊富な仕事が選べなくなると、大都会に、どんな魅力があるのだろうかと思う。
住むのは大都会だけでないと言いたい。
テレワークが進んでいる今、離れたところに住んでいても可能なことも多い。
人はそれぞれが幸せになるために生きている。
一時的な困難さを全てと受け止めず、自分自身を追い詰めるようなことをしないでください。

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