江東区の心療内科/精神科【浅川クリニック】菊川・森下駅最寄り。うつ病,パニック障害

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菊川駅・森下駅最寄りの精神科

浅川クリニック

院長コラム

一家を破滅させる
「孤独病」⑤

高学歴の人の落とし穴

病気を癖と思い込む

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高学歴を持つがゆえに、病気を「癖」と思いこむことがままある。
自分の息子がテレビを観ながら朝食、夕食を食べる。首を傾け、顔の一部、口のまわりを引きつらせる。
母親は、息子の癖として受け取っている。
息子は高学歴を持ち、一流会社勤務。だから、首を傾け、顔の一部をピクピクさせるのに対して、チックがあることも知らない人が多い。
本人もチック症状が出ていても、痛みも全くないし体調にはどこにも問題はない。だから心身症であるチックにかかっているとは夢にも思っていない。

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このチック症状を放置することによって、ある日、上司から注意を受ける。または勤務の関係で異動により、他府県勤務になる。環境変化が起こった時、突然、朝起きられない症状が出る。
起きて、ズボンをはこうと努力するが、全く服が着られない症状になってしまう。いったい、何が自分の中で起こっているのだろうと、パニックに陥ってしまう。
勤務先に電話をして「服が着れないから遅れます」とは言えない。そんなことでも言ったら、「君! ふざけるんじゃない!」と、本当に首になる恐れを想像してしまって本心をいえない!
会社の報告書に書けない、申し開きが出来ないことが起こるのが、メンタルの病気である。
まず、あわてないで、精神科、メンタルクリニックを受診して、診断書を会社へ提出することが一番である。

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