不潔恐怖症は始末が悪い。

同じ場所で、30分も60分も足踏み状態になってしまいます。

たとえ、会社に入社できたとしても、仕事を続けられない状況が待ち受けています。

 

どうして、足踏み状態になるのかというと、一度、物に触れると、体の触れた部分が「汚い」と感じてしまう。

そして触れたところを再び洗っている。永遠に、同じ洗う動作をくり返しています。

同僚がトイレに呼びに来た。

「何をやっているんだ！早く仕事に就かないと、上司に叱られる！」と上着の袖を彼が引っぱります。

「何をするんだ！」と怒鳴った。同僚が触れた上着が気に入らない。上着を脱いで、袖をふき始めた。

それを見ていた同僚は、気分を悪くして、トイレから出ていった。

 

 

著書：若者が働きたくても、働けない状況が今、起こっている！