江東区の心療内科/精神科【浅川クリニック】菊川・森下駅最寄り。うつ病,パニック障害

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院長コラム

1章 | 「生と死の境目」はそこにある1

時間に余裕を持った行動が危機を防ぐ
イラスト

今の人は、スマートフォンを片手に道を歩いているー。

今日からはやめて欲しい。生と死の境目を歩いているといっても過言ではない。

道行く人と、肩がぶつかった。相手の人がストレスを日頃溜めていた。肩がぶつかったことで、そのストレスが暴力化してしまい、いきなり殴られる。道端のコンクリートでできた路側帯に頭をぶつけて即死になるケースもある。

生と死の境目は、自分の身近にある世界であると思ってほしい。

家を一歩出て、買物や会社、学校へ行く時は、時間に余裕をもって出かけるようにして下さい。


母親が、子供を自転車に乗せている。信号が青色点滅になっている。

「青だから急げ!」と母親は自転車を走らせる。

交差点中央で反対側からバイクがやって来た。ぶつかった。衝撃の強さで親子は、数時間後に亡くなった。

もしも、次の信号が青になるのを待ってる人であったなら、亡くなることはなかった。

生と死の境目は、そういう時間の中にあります。


通学のため急いで駅に向かっている。急いでいるから前だけ見ている。

その視野の狭さが事故や事件と遭遇することにつながる。

時間に余裕があれば、普通に歩くことで、視野は広がり、横から刃物を持った人が近づいて来ていても、急いで周りの大人に知らせることができる。

生と死の境目は、どこで起こるか分からない時代に入っているのです。

 

著書:子供の心が折れる前に親に読んでもらいたい本

 

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